精神的豊かさを訴える人は消費社会からの脱却をセットで唱えてる気がするのだけど
観劇も鑑賞も本読むのもゲームするのも消費だと思うので
消費を否定したうえでの精神的な豊かさってホント分からんのだよなー。
芸術を作る側にまわれってことか?

自分が作ったものが見向きもされないってことの方が地獄度高いと思うんだが。
自分が作りたいものを作れないのも死ねるよね。
自分が描きたいものが描けなくて
泣きそうになったり絶望してる人がどれだけいると思ってるんだ。

ただ消費するだけで充足を知るというのは本当に本当に幸せな事だと思うのだけど
消費を否定してる人はどうやって消費より簡単に精神的充足を
多くの人に提供しようというのだろう。


ヲタク趣味や消費社会の否定で
「今はいいだろうけど歳とったらどうするの?」
ってのは
「勉強しないと将来いい大学入っていい会社に就職できないよ?」
って話とどう違うの? 
仕事一筋だった人が退職した後やることなくて呆けるみたいな話あるよね。
歳取ったら云々ってヲタク趣味も消費社会も関係なくない?


未来を担保に今の充足を否定する言説って嫌いなんだよなー。
将来のためにした方が良いこと事はあっても今を我慢する事なんてないよ。

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