イラスト教本は使えないことが多いのであまり買わないのだけれど
(特に複数人本は個々人のページ数少なくてどうしょうもないよね……)
refeiaさんの本という事で確実に使えるだろうと購入。
使えるだろうと買ったにもかかわらずそれを超えて凄い本だった。

「イメージを膨らませつつラフを描いていきましょう。
 雑でいいので何枚も描き、
 「これは続きを描きたい!」
 と感じるものを選ぶのがポイント。
 最後までがんばれるかはここで決まるので、実はとても大事なステップなのです」

「粗くても構わないので仕上げまで描くこと。
 これは各工程を個別に練習していては、
 苦手な工程でつまづいたときにどうしようもなくなるからです。
 これに対して全体の流れで練習すれば、
 線画を塗りでカバーするといった具合に苦手な部分を得意な部分で補えます。
 「ステップごとに練習すれば、各個撃破できて効率がいいはず」
 と思ってしまいがちですが、実際は逆。
 すべての壁に正面から当たることになるため、
 壁が積み重なって辛くなるだけなのです。
 CG制作のステップはすべてが有機的に繋がっていることを
 忘れないようにしてください」

とか重要な事がそこかしこに書かれているので
それが重要だと分かる程度に描いてる人か、
一言一句胸に刻むつもりで読んでる人じゃないと
重要事項が多すぎてそれが重要だと分からず全く参考にならない恐れが。
まぁ初心者なのに適当に読む人とか
どの道描けるようになんてならないと言えばそれはそうだけれど。

とてもイイ本なのでイラスト描いてる/描きたい人は買うといいんじゃないですかね。

「萌え絵の教科書」
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